なお、本体験版は製品版にデータ引き継ぎはありません。が、クリアデータがあると限定ミラージュ(モンスター)のまどうアーマーPがもらえる権利を得るとのこと。『警視庁』のロゴが か、かっちょいい…。パトレイバーモチーフ?
ゲーム概要
ジャンル:RPG機種:PS4、PSVita(クロスセーブ対応)
>公式サイト(オンラインマニュアルも公開されているので説明書からゲームを知ることも出来ます。)
今作はファイナルファンタジー版ポケモンのイメージです。歴代シリーズのモンスター(本作ではミラージュと呼称)が敵として出現しますが、漏れなく仲間にする事ができ、パーティとして編成可能に。育成、進化させることもできます。
また、歴代キャラクターも登場してストーリーを盛り上げたり、いつものFFでいう「召喚」のような扱いである「セイヴァー召喚」システムでバトルにスポット参戦します。
モンスター、キャラともにデフォルメキャラになっており可愛い世界観で統一されているのも特徴です。
本作オリジナルキャラのイベントムービーでは高めの頭身で、キングオブハーツのようなキャラデザインでした。
主人公たちが巡る舞台はオリジナルだけでなく、歴代シリーズの舞台だったりすることもあるようです。写真は海賊船とFF5のファリス。シルドラと共闘するムービーもありました。
なお、キャラはボイスつきなのも魅力の1つ。
ギルガメッシュも出ます。背景的にも、バッツとの掛け合いがあった点からもFF5名シーンの再現でしょう。有名な「ビッグブリッヂの死闘」がBGMに使われているであろう事間違いなし!
バトルシステムの特徴
ノセノセとは
本作で特徴的なシステムに「ノセノセ」があります。乗せる、という意味のままであり仲間ミラージュは単純にパーティを組むのでなく、S/M/Lの3サイズのキャラを積み上げた「ノセノセプラン」で1ユニットとして扱われてバトルに参加します。基本のパーティ構成は主人公であるレェン、ラァンの2人それぞれ+0~2体のミラージュの2ユニット。この2人はMサイズ、Lサイズどちらかに移動中いつでも切替が可能、プランも別々に登録しておけます。
バトル中はノセノセ状態から始まりますが、「バラバラ」になることも可能。最大3体になるのでコマンド回数が単純に増えます。写真1枚目奥のレェン(女の子)のノセノセミラージュが2枚目でバラバラになっています。
それぞれ別のユニットになるとHPや攻撃力などのステータスもバラバラになるため、強敵相手にはノセノセでなければ苦戦するでしょう。ただ、数の多いザコ相手だったり、ミラージュを仲間にするために手加減した攻撃を繰り出したい時はバラバラになるメリットが出てきます。
ノセノセくずし
敵もノセノセになっていることがあり、後述のジェム化(仲間にする)を行うにはバラバラ状態でなければいけません。他にもノセノセでは強敵になるため、バラバラにしたほうが戦いやすい事も。バトルではノセノセの「バランス」というパラメータがあり、蓄積で崩すことが出来ます。主に物理技に「ノセくずし」の小、中、大といった効果が入っています。
通常攻撃でも一定量のノセくずしがあるようです。蓄積すると、敵も味方も頭部にゲージが表示されます。
最初は黄色、ゲージの中央のアイコンが左右に揺れることでノセくずしに影響している事が分かります。ミラージュキャラもグラグラして崩れそうなモーションに。
蓄積で赤となり・・・
一定量を超えるとくずれます。
崩れたユニットはバラバラになって戦力ダウンするだけでなく、一定時間は行動不能の気絶状態に。攻撃とジェム化の大チャンスとなります。
ノセくずしの大きいアビリティも持っておきたいところです。Lサイズのミラージュを含んだノセノセプランではノセくずし効果が大きめのノセノセアビリティが多くありました。
合体攻撃
ノセノセのときは「ノセノセアビリティ」という合体攻撃が可能になります。ノセノセプランで1ユニットとなった3キャラのアビリティの組み合わせでノセノセアビリティが使用可能になります。単純なところではケアルxケアルでケアルラ、ファイアxファイアでファイラというもの。コマンドで青い♢が3つのアイコンがノセノセアビリティのマークです。体験版では気合を入れてレベル上げをした3体のアビリティの組み合わせで使えるエアロxエアロxエアロラ=エアロガを試してみました。体験版で出る敵は全てオーバーキル出来るほどの高威力。
ミラージュのジェム化
敵であるミラージュはジェム化する事で仲間として編成出来るようになります。モンスターボールでゲットする、と思ってもらってOKです。弱らせる、という点はポケモンと同じですが少し違う条件のモンスターも。ジェム化するにはバトル中にミラージュごとに設定された特定の条件を満たす必要があります。
かつ、その種族のジェムを持っていること。初めて会ったミラージュの場合、対応したジェムを戦闘開始時に手に入れられるので1体は必ずジェム化できることになります。(ジェム化に失敗しても消費はしません。)2体目以降に限り、ジェムを補充する必要があります。(主にミラージュボードで取得可能、後述。)
ジェム化条件とは
写真で手前のベヒーモスが光に包まれています。これがジェム化条件を満たしているサイン「ジェムジェムチャンス」です。ジェムのコマンドを選べるようになります。一定確率で成功し、成功するまでジェムは消費されません。ただ、光が数ターンのうちに消えてしまう事が確認出来ています。「ジェム」コマンドを実行すると青い光の玉に包まれる演出。
成功するとジェムとなります。
バトル終了時にニックネームをつけたり、パーティがいっぱいなら誰かを保管に送って連れて行く、などの選択肢が出ます。
ベヒーモスはじめ多くのミラージュは弱らせるとジェム化出来ますが、ユニークな条件のモンスターもいますので見てみましょう。
私も大好きなFF11から参戦のマンドラゴラは「1体だけにする」こと。
ゲーム中、スタートボタンで相手のステータスを見ることが出来ますが最初は???になっています。
ジェム化で登録もされますが、その条件を知るためにもシリーズおなじみのライブラを使いましょう。
モーグリは「HPを回復させる」ことだと分かりました。フツーにプレイしてたら見逃してしまいますね…。
ミラージュボードで育成、進化
レェン、ラァンの2人含めミラージュも戦闘ごとに得られる経験値でレベルアップします。ただ、レベルアップするだけでは強くなりません。主にミラージュボードでアビリティを覚えることが育成の要になります。FFXなどでも採用されていたボードと類似のシステムです。
ヘンシンカ
ミラージュは最大3段階の進化や変化を持っている事があります。ゲーム内では「ヘンシンカ」と呼称されます。写真の例はヒナチョコボ → チョコボ → ??? (デブチョコボとかでしょうか?)
単純に進化だけでなく、亜種への変化もあるようです。
ヘンシンカはミラージュボードで開放すればいつでも可能になります。アビリティは開放すればどのヘンシンカでも使用可能。チョコボの例で言えば、ケアル、レイズは別のヘンシンカのアビリティですが習得すればどの形態でも2つとも使用可能になります。
こちらがヒナチョコボのミラージュボード。左のヒナチョコボのマスから1つずつ順番に覚える必要があります。分岐は自由に進めます。体験版ではチョコボが初期仲間にいるので「ヘンシンカ(チョコボ)」のマスが既に開放されていました。
ヒナチョコボのみいる場合はここまでのアビリティを覚えた上で、条件であるLv10以上でヘンシンカ可能に。
ケアルは早い段階で覚えられます。他のマスは一覧にもあった「はやさアップ小」なども。
変わったマスでは「空バコ」というのがあります。FF7のマテリアに類似したシステム。
写真にあるような「たね」をはめこみ、好きなアビリティを覚えさせることが出来ます。
なお、空バコにセットしたマスに別のアビリティを「上書き」可能ですが消費した「たね」は戻ってきません。
主人公の育成は?
主人公の2人はレベルアップするものの、ミラージュボードがありません。ただしミラストーンと呼ばれる物を切替装備することでアビリティが使えるようになります。こちらはより「マテリア」システムのようになっており、付け外しが自由です。ミラージュボードの中には「ミラストーンの取得」というものもあるので、ミラージュの育成で使えるようになるアビリティもあることになります。レベルごとに枠が開放され、最大で8枠。後半は二人の主人公それぞれに別のアイテムを手に入れる必要があるよう。ミラストーンにも「レェン、ラァン専用」とあるようにどちらかにしか装備できない物があるかもしれません。
メガミラージュ
通常のサイズを超えたミラージュも存在します。バハムートやリヴァイアサンといったシリーズおなじみの召喚獣も該当、2人分のユニットと交代で召喚出来るようです。HPが尽きるまでは継続出来る事からFF10-2のドレスのようなシステムと言えるでしょう。
通信対戦
ポケモンよろしく、通信対戦が存在。ジェム化も出来るのでしょうか?いろんな対戦方法が用意されている事が期待されます。すれ違い機能もあるかは不明です。まとめ
キャラゲーでシステムは期待してなかった本作ですが、思った以上に深みのあるシステムになっていました!ミラージュボードのようにスキルツリーの育成は相変わらずツボです…。ノセノセアビリティの組み合わせ探しもワクワクしてしまう。今回も予約購入を済ませましたので攻略ブログを書いていきたいと思います。
できればWikiも用意して皆さんと協力して作り上げる事も出来るようにしたいところ…。Wikiは使ったこと無いので一度調べてみます。