PC/スマホ ブラウザ向け ブロックチェーンゲーム
マイクリプトヒーローズ
通称マイクリ の初心者向けブログです。
公式サイト https://www.mycryptoheroes.net/ja
ブロックチェーンゲームの特徴である「小遣い稼ぎ」の側面についての記事です。
マイクリそのものについては前の記事を御覧ください。
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ゲームで資産運用?マイクリプトヒーローズ
いつもお世話になっております、ゲーム専務です。 最近は全然記事も書いておらずですが…たまには! 新しいゲームもはじめたものですから。 今回はブロックチェーンゲーム、マイクリプトヒーローズの紹介です。 ...
なお、本記事では初心者や未プレイの方向けにゲーム内用語を極力、一般的な用語に置き換えています。
資産増加の例え話
前回記事ではマイクリの経済サイクルを簡易的に図にしました。
ゲームアイテムの取引がゲームの世界を超えて、インターネット上で現実の取引につながると。
そこまでの流れについて、プレイ体験談のような架空のお話を例にあげてみましょう。
無料から始めた人
無料で開始しても手持ちにいるキャラだけでクエストをこなし、アイテムを拾う。
日々、スタミナが回復するたびに繰り返すことでキャラのレベル上げと拾ったアイテムの装備でチームを強化!
そのうちに1ヶ月くらいプレイしていたら中難易度のクエストでレアアイテムをゲット!
ネットワーク上に転送してブロックチェーン資産を取引できるサイトで出品!
1ETHの価格で出したら買い手がつきました!
仮想通貨取引所で日本円にトレードし、当時の相場で約1万5000円を稼げました。
それまでに溜まったアイテムを売却してゲーム内通貨で他のプレイヤーから買ったレアアイテムもETHネットワーク転送、0.5ETHで売れた!
やってみたら面白いのでETH持ってたからキャラやアイテム買った人
やっているうちに面白くなってきて、最高難度のクエストをクリアしたり、プレイヤーバトル大会でランキング入りを目指したくなった。
ETHを前に投資と思って買ったけど眠らせていたのでキャラや装備を購入することに。
またキャラや装備は売ることができるから眠らせているより資産運用として思い切った。
10ETHほど高レアのキャラと武器アイテムを買ってゲームに転送しチーム編成!
キャラもアイテムもLvがあるのでクエストをこなして育てたらグングンとパワーアップ。
最高難易度のクエストも周回できるようになった。
とある日、レアアイテムの中でも最上位のレアをゲット!早速これをETHで売却することに。
人気の火力系アイテムだったのでなんと15ETH!購入したキャラ達の資産の倍に増えてしまった。
しかも、当時買ったキャラや装備もプレイヤーの増加に伴い高騰しており、1.2倍ほどのETH換算の相場に。
それでもキャラ達は売らずに更に強いキャラを購入して上位を目指すことにしました。
…ヘタクソなお父さんが子供を寝かしつけるために即興で創ったお話レベルのテキストだな。
しかしまぁ、未プレイの人には少しイメージが出来たんじゃないでしょうか…!
実例 私の場合
ちなみに私は執筆時点で3週間ほどのプレイになりますが、レアアイテムを数個拾っており、ゲーム内通貨GUMにして5,000GUMほど売り上げることが出来ました。
5,000GUMあればレアアイテムやキャラを買ってETHネットワークで売ることも出来ます。0.5ETHで5,000GUMを課金購入できるのですが、現時点では取引所でもこの課金購入相場とほぼ同じくらいの額で取引されています。
1ETH≒16,000円なので0.5ETHなら約8,000円とも置き換えられます。
最近はPS4なんかだとゲームソフト8,000円くらいしますよね、買えますね!
つか、普通は8,000円でソフト1本買って3週間遊ぶってものなのに、
マイクリ3週間遊んで8,000円もらえるって話ですよ。不思議。
とはいえ、まだETHにまで換金してはいないので本当の意味で稼いだ、とは言えません。
今後、キャラや装備を整えて更なるレアを目指していきたいので、小銭への換金はしない予定です。
次はこれから実装されていくランドのシステムについて。
こちらもマイクリにおける経済サイクルの中核になるものです。
国が存在しプレイヤーが土地を所有し王にもなる
ランドはゲームにおける土地です。マイクリ用語として「アセット」というものがあり、ブロックチェーン上に転送できるキャラやアイテムを指します。
このランドもまたアセットの1つであり、将来的には取引可能になるそうです。
国は全部で9つあり、まずは4国の土地が応募抽選による購入方法でプレセール(先行販売)されました。
その価格、なんと500ETH…執筆時点で800万円相当です。
桃太郎電鉄や人生ゲームのようにゲーム内のお金で買うのではありません。
現実の日本円で800万円です。
「誰が買うか!」と思った人もいるでしょう…。
これらのランドは応募が途中時点でも倍率3倍…4国に対して12名以上を超えているほどだったそうです。
なお、購入の応募時点で本人確認があり、購入時には契約書も交わしますので冗談で応募している人はいません。
ランドはそんなにすげーのか?
このランドの所有者、特定の利益を得られる仕様になっています。
いろいろありますが、一番特徴的な利益を抜粋すると
「ランドに所属するプレイヤーがゲーム内通貨GUMの購入にETHを支払ったうち、30%のETHがランド所有者へと分配される」
というもの。
いわゆるガチャなどで課金するプレイヤーのお金の3割がプレイヤーに還元されるという事です。
既存のソシャゲではありえない、プレイヤー間の経済が生まれます。
マイクリの運営はそうしてプレイヤー間だけで成り立つサイクルを生み出すことをゲームの目的としているそうです。
ランドでのプレイヤーの役職と収益
まず購入した所有者がいます。地主ですね。
そして各国のいずれかにプレイヤーは所属できます。住民です。
この住民が課金したお金が地主に還元されるわけです。リアルだ。
先程話した先行販売の4国はひとまず1名が土地100%を所有しています。
その後、ゲーム内通貨によるゲーム内システムでの一般販売となった5国は、1000セクタ(坪のような土地の単位)あるランドが切り売りされました。
最大で100セクタが各国1つのみ、続いて20(セクタ)×15(個)、5×40、2×100、1×200という内訳。
これらは多くのプレイヤーが所有するので地主がたくさんいます。
この場合は還元されるETHは、ランド所有率に従って分配されます。
Aさん、Bさん、Cさんが40%、30%、30%の所有率ならそのままの分配率です。
0.1%でも持っていれば、0.1%は配分されます。
株みたいなもんですね!実際にこのランド売上は運営にひとまず渡り、開発資金となるわけです。
さて、分配について具体的な例でシミュレーションしてみましょう。
マイクリ全体で月に900ETHが課金されたとしましょう。
国9つあるので、プレイヤーも課金料も平均を取れば1国で100ETHです。
プレセールの4国の地主が誰にも販売せずに100%所有していれば30%還元の30ETHを入手。
…おや?約48万日本円だ。不労所得だし、不動産だなホントに。
全体の課金額がいくらくらいになるのかも見ていきたいですね。
ん、普通に見れるのか?ブロックチェーンだし…。勉強します。
誰か既に調べてコンテンツ書いてると思うけど…。
ランド対抗のバトルコンテンツ
1ヶ月のサイクルで行われる予定のランドバトルがあります。
国を背負ったオリンピックみたいなイメージですね。
1週間は準備期間で住民は国の変更が可能。その後、次の月までは移動できません。
次の2週間で国内予選。代表選抜が行われます。
最後の週に国対抗のリーグ戦。「ナイト」と呼ばれる役職に選抜された5名のプレイヤー同士による団体戦バトルになります。
デュエル以上に各国のチーム編成を考えた読み合いとなるでしょう。
勝ち抜き戦とのことなので、各国の5名の編成も戦略として重要になりそうです。
見事勝利をした国は他国の「フラッグ」をアートエディットする権利を獲得!
元々は自国の「キング」のみが書き換えられる国の象徴であるフラッグなのですが、この国対抗戦で負けると他国のキングに書き換えられてしまう場合も。
象徴であり、ゲーム内で表示されるだけなので土地を奪われたりするわけではありませんがフラッグが勝利国に染め上げられたら「今度はあの国に行ったほうが勢いあって楽しそうだ」というプレイヤーも出てくるかもしれません。
戦闘国家!みたいなのが生まれるのもゲームの世界観としてドラマがあって楽しいですね。
まとめ
経済サイクルのイメージ出来たでしょうか。
時間で回復するスタミナを消費して、クジを引くみたいな感覚で価値あるアイテムをゲット出来る事もあるのがマイクリです。
必ずしもお金を突っ込んだ人だけが勝つというものでもありません。
お金を突っ込む人の中にはアイテム集めたりレベル上げしたりする時間が短縮したいから、人から育ったのを買ってしまおうという人もいます。
その人達が欲しがるからキャラをレベル上げして売ろうとか、アイテムをコツコツ貯めようというゲームの作業が資産増加につながったりするわけですね。
ゲームにおいても、需要と供給があれば経済が生まれる。
とても楽しみな世界です!今後の動向が楽しみ!良かったり悪かったりということが起きると思いますが、どちらも含めてどのような流れが生み出されるのか、という点が単純に興味深かったりもします。